最近ではボートレース会場の設備や環境は大きく改善されています。

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ボートレース会場の路上に捨てられたタバコの吸い殻イメージ

2000年から2005年頃にかけて、ボートレース会場の環境は非常に悪かったです。
競艇場の観客席はタバコの吸い殻が散乱し、お菓子のゴミや外れた舟券が散らばっていたのです。
衛生的な観点だけでなく、客層が悪いのも問題視されていました。
平日の昼間には無職のギャンブル中毒が集まっており、ケンカや野次を飛ばすなどは日常茶飯事です。

 

このような環境では、興味を持って来場した女性や若い世代が定着しないで終わってしまいます。
事実、競艇の市場規模は数年で半分以下にまで減ってしまったのです。
BOATRACE振興会はこの状況を打開するべく、競艇場の環境改善に乗り出しました。
ここではどのような環境改善を行ったかを紹介したいと思います。

 

分煙化の重要性

競艇場でタバコを吸うイメージ

競艇場で問題になっているのがタバコの煙問題です。
世間一般的には禁煙が叫ばれており、タバコを吸うなら喫煙室へ行くのが主流でしょう。
しかし、競艇場には分煙室のようなものはまだまだ少なく、普通にタバコを吸い始める人が多いです。

 

そこで、禁煙エリアを設けるなどしてタバコを吸わない人に配慮した環境作りを行ったのです。
完璧とは言えませんが、以前よりもタバコによるクレームを減らし、悪い印象を改善出来たでしょう。

 

問題なのは禁煙エリアでもタバコを吸い始める利用者です。
ルールを無視する相手は総じてガラが悪く注意するのもままなりません。
BOATRACE振興会には、ルール違反者に対して厳しい罰則を設けることが望まれます。

 

設備の老朽化について

会場自体が老朽化しており、汚れや劣化が目立つようになって来ました。
汚いイメージが先行してしまうと、どうしても女性客の獲得が難しくなります。

 

この点についてはBOATRACE振興会も認識しており、随時リフォーム改修工事を行っています。
ペンキを塗り替えるだけでもきれいな印象になりますし、ゴミ捨て防止の効果を生み出すことが可能です。

 

他にも、フードコーナーの刷新発券機の入れ替えなど、老朽化したものを新しくする取り組みが行われています。
きれいな環境が作られれば、それだけでマナーが向上するという研究もあります。
老朽化した設備をきれいに改修すれば、女性や若い世代を取り込むチャンスになるでしょう。

 

新しい設備の導入

競艇場のレディースシート

カップル向けの特別シートイベント用の会場が設置される等、新しい設備の導入も進んでいます。
特に女性や若い世代を意識した設備には積極的で、プレミアムシートを設置したボートレース会場もあります。
これにはマナーの悪い利用者と切り離す効果もあり、評判は上々のようです。

 

さらに、大学生社会人サークルを招待してナイター観戦するイベント会場を設置したケースでは、非常に高い満足度になりました。
暑い、寒い、汚い、そうしたネガティブイメージから着実に脱却していると言えます。
競艇場の環境は少しずつ、そして確実に変わって来ているのです。

 

記事:競艇は“ギャンブル”から“エンターテイメント”へ